石川県PTA連合会の紹介

活動方針と目標

平成30年度 主題・基本方針・活動努力目標

1 「子どもたちのより良い成長を願い、大人が自ら学び、行動しよう!」

2 主題・基本方針及び活動努力目標の設定について

(1)目指すPTAの姿

 私たちを取り巻く社会は物凄いスピードで変化を続けています。インターネットに代表される技術は劇的に私たちのコミュニケーションの在り方を変え、そして今、AI、IoTの台頭によって人々の働き方、人間の生き方にさえ影響を及ぼしかねない夢のような世界になっています。私たちにとって非常に便利な世の中になった一方で、これまで無かったような問題が次々と生まれています。そんな社会環境に私たちの子どもがさらされ、日々成長の過程にあることを鑑みると、大人として保護者としての責任を感じずにはいられません。

「PTA不要論」を唱える人たちがいますが、今だからこそPTAは必要なのだと思います。劇的に変化をする現代社会だからこそ社会全体で知恵を出し合い、協力しながら子どもを育む環境を創っていく必要があるのではないでしょうか。正にPTAこそがそれを実践しうる組織だと考えます。

 では、子どもを育む環境とはどういうものか。それはその時代、その時代にあった活動を通して大人(保護者、教職員)が自ら学び、行動することだと考えます。その行動はひいては子ども達に伝播し、必ず素晴らしい大人に成長してくれるものと信じています。

 私たちが謙虚さをもって学び続けることの出来る組織、それがPTAだと考えます。このために、県下282単位PTAと協働して、大人自らの学びを全面に出した県P連の運営を心掛けていきたいと考えています。

(2)事業運営

 PTAの活動はそれぞれの単位PTAによるものが最も重要であると考えます。その集合体である市町PTA連合会はその地域間の協力連携、情報交換などのために存在すると考えています。そして、県PTA連合会は県規模というスケールメリットを活かした協力連携、情報交換などの事業が主たるものであり、特に研修事業や情報交換は重要であると考えています。また本県の教育状況を全国的視野から見ることができる機会の創出という点においても重要な役割を担っています。前述の通り時代の変化は著しく、本PTA活動も活動の在り方を考える重要な局面を迎えています。守るべきは守り、変えるべきは変えなければなりません。折しも平成28年度に、未来像検討チームが発足し、時代にあった事業運営を継続的に実施して行くための議論を重ねてまいりました。先般、その最終答申が提出され、29年度中に答申の部分的審議が迅速になされたところですが、時間をかけて理解を深めながら慎重に審議すべきもの、単年度では判断できない事項もあるかもしれません。今年度からはこの答申をもとに粘り強く本PTA活動の変革を進めて行きます。

(3)創立70周年を機に

 30年度は本会の創立70周年の記念すべき年です。今日まで県教育活動にご尽力頂いた先達に心から感謝をするとともに明るい未来をつくる子どもたちを育む環境づくりを保護者、教職員一体となって進めて行くための素晴らしい機会としたいと考えています。

3 基本方針

(1)緊密な連携の推進(連携する)
  PTAの全県組織として、家庭、学校、地域における教育の本来の目的を追求し、その実現のめ 
 に市町PTA連合会・協議会や関係諸団体と連携を深める。

(2)時代に適合したPTA活動の推進(適合する)
  PTAの全県組織として、単位PTAの会員とともに、時代に適合したPTA活動を創造する。

(3)組織の充実と健全な財政の確立(持続する)
  PTAの全県組織として、必要な事業を行うとともに、その充実を図るため、組織の充実整備とよ
 り健全な財政基盤を確立する。

4 活動努力目標
 石川県PTA連合会はPTAの全県組織として、創立70周年を迎える。この全県組織の利点を生かし、5専門委員会の活動を通して、基本方針を推進する。

(1)総務委員会
①石川県PTA連合会・安全会の発展のために、組織・資産・運営の充実整備を推進する。
②会員の減少を見据え、将来の石川県PTA連合会の組織のあり方について検討を進める。
③市町P連等とPTA活動の情報を共有するなど連携に努める。
④「小中学生総合保障制度」の適正な運用に努める。

(2)研修委員会
①学校の教育方針の理解を深め、地域の関係機関と協力しながら、よりよい教育環境の充実や教育活動
 への積極的な支援を推進する。
②保護者としてまたPTA会員としての資質向上を図るため、研修会や研究発表会等の企画・運営に
 努める。

(3)子ども教育環境委員会
①ネット社会が引き起こすさまざまな問題から子どもたちを守るために、ケータイ・スマホをやむを
 得ず持たせる場合の情報モラルを身につけさせる取り組みを進める。
②関係機関と連携し、子ども達の安全・安心の地域づくりのための取り組みを推進する。
③啓発活動、講演会、三行詩コンクールなどの企画運営を通じて、子どもたちが豊かな心を育む
 環境づくりを推進する。

(4)広報委員会
①PTA活動に関する情報・資料の収集とインターネットの利活用、ホームページの充実・広報紙の
 活用等により情報提供を推進する。
②広報紙コンクールや広報紙の展示などを通して、単位PTAの広報活動が活性化するよう支援する。

(5)家庭教育委員会
  子育ての原点は家庭であることを再認識し、基本的生活習慣、他者に対する思いやりや優しさ、
 善悪の判断などは家庭が責任者であることを共通認識とし家庭の教育力の向上を目指す。

(6)その他
  あって欲しくないが近年、地震や風水害など自然災害により子どもたちの生活環境が脅かされる
 ことが起こっている。このようなとき県P連として、微力ながら子どもたちや保護者を勇気づける
 支援活動を行う。