石川県PTA連合会の紹介

活動方針と目標

平成29年度 主題・基本方針・活動努力目標

1.主題

「原点に立ち返り、子どもたちと共に、人として何が大事なのかを学び、身につけよう!」

2.主題・基本方針及び活動努力目標の設定について

あなたのお子さんは毎日笑顔で過ごしていますか。朝ご飯をしっかり食べ、元気で学校へ行っていますか。出会う人たちと明るい挨拶を交わしていますか。友達と力を合わせ、勉学に励んでいますか。これらは平凡だけれども、わたしたちがまず望む子どもの姿です。

一方、ゲームやネットに依存し、すさんだ生活を送っている子どもや、いじめにあい、自らの命を絶とうとした子どもたちがいます。そんな事例を見聞きするたびに心が痛みます。子どもたちが笑顔で、心豊かに育っていくことを望まない大人はまずいないでしょう。そのために我々大人は、何をすべきでしょうか。

ここ数年連続して起こっている大災害のあと、被災地への支援活動を通して大切なことを学びました。困っている人に手を差し伸べることが、自分を認め他者を思いやる気持ちを育てることに気づきました。人と人がつながり合うことが、命を大切にする豊かな心を育むことを知りました。「人と人がつながり合うこと」「自分を認めること」「他者を思いやること」など、それらはわたしたちが生きる社会の基盤となるものです。人として見失ってはならない「原点」です。

人として大事にしなければならないことを、単に言葉として押し付けるのではなく、子どもたちのよき手本となるべく、わたしたち大人自らが学びつつ、教え導いていかなければなりません。子どもたちの最初の学びの場は家庭です。言い換えると、子育ての「原点」は家庭教育にあるのです。日本人がずっと重んじてきた不変の価値を、家庭教育を通じて子どもたちにしっかり伝えることが、わたしたち大人の大切な務めだと思います。

石川県PTA連合会では、子どもたちを取り巻く環境のめまぐるしい変化に対応するため、家庭・学校・地域の連携を深め、大人がその変化に対応できる学びや必要な情報の収集・共有等を行い、PTAだからできること、連携しているからできること、そして県組織だからできることを着実に推進していかなければなりません。そのために、単位PTA・市町PTAと強固な協力を図り、スケールメリットを生かした連合会ならではの研修や、会員の資質向上を促す学びの事業、万が一に備えての共済制度の充実、広報活動等が必要となります。これらの活動が機能し発展し続ける事で、子どもたちは「豊かな心」「確かな学力」「健やかな体」を身に付けることができ、健全でたくましい人生を送ることにより、社会の進展につながっていくのではないでしょうか。

さて、平成28年12月より「石川県PTA連合会未来像検討チーム」が立ち上がりました。将来へ向け、当会の方向性を固めるプロジェクトチームであり、各ブロック理事にも参加していただき透明性を確保しながら、事業・実務の見直し検討や充実を図ること、また、会費減収による会計健全化等の課題解決を目的とした諮問会議です。会員一人ひとりが、主題や基本方針に向き合い、活動努力目標をしっかり推進していけるよう、チームメンバーはもとより役員・理事・関係者とともに、今年度中には中長期的な未来像を創り上げていく考えです。

石川県PTA連合会が設立され、来年度で70周年を迎えようとしています。この先もPTAが愛してやまない子どもたちのために、更なる歩みを進め後世につないでいく責務をしっかりと担い、石川県のPTAに関わる仲間とともに、活動の存在意義や価値を再確認し、新たな可能性についてしっかりと学んでいきたいです。

子どもたちに笑顔の輪が広がるPTA活動を、オール石川で進めていきましょう。

3.基本方針

(1)活力あるPTA活動の創造

未来を拓く石川の子どもたちのために、285単位PTAの会員とともに、より活力あるPTA活動を創造する。

(2)緊密な連携の推進

家庭、学校、地域における教育の本来の目的を追求し、その実現のために関係諸団体と連携を深める。

(3)新しい時代のPTA活動の提案

PTAの全県組織として、新しい時代のPTA活動のあり方を検討し、内外に普及及び啓発していく。

(4)全県的な組織としてのあり方

県PTA連合会は、県内PTAの交流と学びの場であり、そのために必要な事業を行うとともに、適切な情報を積極的に発信していく。

(5)健全な財政の確立と組織の充実

これらの事業をさらに拡大、充実していくため、より健全な財政を確立し、組織の充実整備を推進する。

4.活動努力目標

(1)組織の充実と運営の健全化

①石川県PTA連合会の発展のために、組織・資産・運営の充実整備に努める。

②学校の統廃合にともなう単位PTAの減少を見据え、将来の石川県PTA連合会の組織のあり方について検討を進める。

(2)家庭教育の充実と学校・地域との連携

①子育ての原点は家庭であることを再認識し、人として生きていく上で何が大切であるかを学び、それらを身につけていく場として、家庭の教育力の向上を目指す。

  ②学校の教育方針の理解を深め、地域の関係機関と協力しながら、より良い教育環境の充実や教育活動への積極的な支援を推進する。

(3)安全・安心な教育環境づくり

①ネット社会が引き起こすさまざまな問題から子どもたちを守るために、スマホ・モバイル機器を持たせない取り組みに加えて、情報化社会に生きる子どもたちに正しい情報モラルを身につけさせる取り組みを推し進める。

②子どもたち一人ひとりの人権を守るために、いじめ・非行・不登校の撲滅や児童虐待の防止を推進するとともに、子どもたちが豊かな心を育む環境づくりを推進する。

(4)単位PTAや市町PTA連合会との連携強化

  ①県P連の組織として単Pや市町P連の声を聞くシステムを構築する。

  ②市町P連(単Pも含む)の特色ある事業や取り組みを共有する。

(5)県P連活動の情報発信と広報活動の活性化

①PTA活動に関する情報・資料の収集とインターネットの利活用、ホームページの充実、広報紙の活用等を通して情報提供を推進する。

②広報紙コンクールや広報紙の展示を通して、単位PTAの広報活動が活性化するよう支援する。

(6)その他

・大規模な自然災害が発生した際には、県内外の会員と力を合わせながら、必要な事業を推進する。

・教育諸条件の改善・整備をはかるため、行政や関係機関との連携を図る。

・児童生徒とその家族の安心を守るため、石川県PTA連合会小中学生総合保障制度の運用と市町PTA連合体との調整を行う。